Gitの使い方(進行中の作業を退避させたい)
Sourcetreeからの脱却を目指し、Gitコマンドを打てるようになりたい。 そんなあなた(いや私です)へユースケースに応じたコマンドをご紹介します。
やりたいこと
現在作業中のコミットしていないブランチの変更を一旦退避させる。 退避後は別のブランチに切り替えて作業ができる。退避した内容は当時の作業ブランチはもちろん、どのブランチにも戻すことができる。
1. 変更の退避
$ git stash
addに関係無くコミットしていない変更を退避させることが出来る。
2. 退避した作業の確認
$ git stash list // ブランチ名やコメントが確認できる stash@{0}: WIP on master: 45ccda2 samplefile added stash@{1}: WIP on develop: 45ccda2 vuejs install
3. 退避した作業を戻す
$ git stash apply stash@{0}
これは現在のブランチに対して行われる。繰り返しになるが、当時のブランチで無くても良い。stash名を指定しない場合は、直近の退避が戻ることになる。
補足
退避した作業を消したいとき
$ git stash drop stash@{0}
退避した作業全てを消したいとき
$ git stash clear